アルパカの飼育を始めて、1年と3ヶ月です。
今年の6月、ハリーとラバンの毛を刈りました。
(毛を刈るのは暑い夏を元気に過ごすためです)
始めて手にしたハリーとラバンの毛。
特にラバンは、ベビーパカの一番最上級の状態の毛です。
ハリーとラバンに毎日癒してもらい
楽しく過ごせているのに
さらに、毛でも楽しむことができる!
アルパカの凄さをあたらめて感じます。
愛おしい毛を、良さを理解してくださる方に届けたい。
たくさんの方に、アルパカの魅力を伝えたい。
そんな想いが一段と増します。
首と身体の毛は、
プロの方に洗いと紡ぎをお願いし、毛糸になりました。
洗いと紡ぎは本当に地道で丁寧で、とても時間のかかる作業です。
丁寧に洗って汚れを落とします。
(丁寧に洗わないと、フエルト化して固まってしまいます)
↓
毛の中に入ってしまっている小さなゴミ(砂、草)を取り除きます
(これが本当に本当に時間のかかる作業なのです)
↓
カーダーというブラシのようなもので毛をさらにほぐします。
(少しずつしかブラシをかけられないので、この作業を何度も繰り返します)
↓
やっと紡ぐことができます。
この作業を引き受けてくださったのは
染織工房 Muu さん。
Muuさんは、
羊毛・絹・麻などを. 草や木の実、樹皮で染め、
ゆっくりと紡ぎ、手織りをされてらっしゃる素晴らしい作家さん。
愛知県立芸術大学美術学部を卒業されていて
芸術的センスも素晴らしく、自然素材を大切にされてらっしゃる優しい女性です。
いつもは、羊の毛を洗い・紡いで・手織りをされてるMuuさんが
丁寧に優しくアルパカを洗い・紡いでくれたのです。
機械で洗ったものと違う手洗いの毛。
少量ずつゴミをとり、カーダーをかけた毛。
糸車で紡いだ毛。
「優しい見た目と肌触り」「ふわふわした感じ」は
手で作業したからこその風合いがあります。
その良さをご理解いただける方に
ハリーとラバンの毛糸が届くととても嬉しいです。
www.nicofee.com
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